デンマークの夜行列車

概要

 デンマークの夜行列車は、事実上、全ての運行が終了しました。

 今でも記憶に残っているのがワールドカップサッカー・ドイツ大会の時、どこの試合会場のホテルも満室や高額料金設定で試合終了後に宿泊する場所を確保できない状況が発生しました。そんな状況の中、ミュンヘンのスタジアムで試合観戦する日本人サポーターに対してミュンヘン発コペンハーゲン行きの夜行列車を紹介したこと。次の試合まで高騰しているドイツ国内のホテルに宿泊するよりも夜行列車にのって隣の国のコペンハーゲンまで行けば平時のホテル料金で宿泊できる。コペンハーゲン滞在後、再び試合日の前日の夜に試合会場に向けてコペンハーゲンを夜行列車で出発。このテクニックを見つけた時の感動を思い出します。同様に他の試合会場においても試合終了後に泊まれる宿泊施設が見つからない日本人サポーターに宿泊施設として利用できる夜行列車を紹介して感謝されたのを今でも記憶に残っております。

 しかし今ではコペンハーゲン発着の毎日運行の夜行列車は1本もなくなりました。唯一残っているのは夏にだけ運行するベルリンナイトという夜行列車がコペンハーゲンの近郊の街ホイエ・ターストラップ駅に停車します。ベルリンナイトは、途中ハンブルグにも停車しながら終点ベルリンまで運行しています。

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