概要
- 路線図
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- 運営会社
- SBB社/Trenitalia社/OBB社/DB社の共同運営
- 営業運転開始
- 1993年(運営会社Cisalpino社当時)
- 車両の種類
- Astoro(ETR610)型(最高時速250km)
- Giruno(RABe503)型(最高時速250km)
- 運行区間
- ヴェネチア – ミラノ – ジュネーブ
- ミラノ – ベルン – バーゼル – フランクフルト
- ミラノ – ルツェルン – バーゼル
- ミラノ – チューリッヒ
- チューリップ – ミュンヘン
- 補足
- EuroCityExpress(ECE)はもともと1993年にチザルピーノ社という私鉄がイタリアとスイスの間を運行する高速列車を運営するかたちで運行開始しました。2009年にチザルピーノ社は解散しスイス連邦鉄道(SBB)とトレンイタリア社(FS)に事業譲渡され共同運営されるようになりました。2020年12月にはドイツ鉄道とオーストリア連邦鉄道と協力してチューリッヒ~ミュンヘン間の運行も開始。
- また2016年には青函トンネルを抜いて世界一位になったゴッタルドベーストンネルが開通。Giruno型は主にゴッタルドベーストンネルの路線に導入され、一方Astoro型は全区間に導入されております。
サービス
- 座席予約
- ●イタリア発着
全席指定列車ですので必ず座席予約が必要です。
●イタリア発着以外
任意予約列車ですので満席でも立って乗車できます。
必ず座りたい方は座席予約することができます。
- テーブル付一人掛け座席の向かい合わせなどを確約できる会社で予約すること。
- 1等座席
- 通路挟んで1席+2席の座席配列
Wifiサービスあり
コンセントあり
サイレンスエリア
- 2等座席
- 通路挟んで2席+2席の座席配列
Wifiサービスあり
コンセントあり
ファミリーエリア
- 食堂車
- Astoro型及びGiruno型共に食堂車の連結あり。食堂車での食事は鉄道の旅の醍醐味の一つです。コーヒー一杯から気軽に注文できます。
切符
- 特別専用チケット(イタリア発着のみ)
- 乗車券ではなく特別専用チケット(乗車券と指定券とが包括されたチケット)が必要。
- 乗車券(イタリア発着以外)
- 乗車券だけで乗車できます。
通常乗車券は有効期間が2日間なので乗り遅れても次の列車に乗車可能。
特定便早割乗車券はドイツ発着の列車にのみ発売されて乗り遅れたらゴミ箱行きになりますが、とても料金が安くて購入するタイミングによっては通常乗車券の5分の1くらいの料金で購入できることも(料金変動制)。
- ユーレイルパス
- ●イタリア発着
ユーレイルパスだけでは乗車できません。
ユーレイルパス所有者は、指定券を購入するのではなく特別専用チケットをユーレイルパス割引料金で購入。
- ●イタリア発着以外
ユーレイルパスで乗車可能です。
満席でも立って乗車可能です。
必ず座りたい方のみ指定券を追加購入。
- スイストラベルパス
- ●イタリア発着
スイストラベルパスだけでは乗車できません。
スイストラベルパス所有者は、指定券を購入するのではなく特別専用チケットをスイストラベルパス割引料金で購入。
- ●イタリア発着以外
スイス領内のみスイストラベルパスで乗車可能です。
国境を越える場合はドイツ・オーストリアの乗車券が必要。
満席でも立って乗車可能です。
必ず座りたい方のみ指定券を追加購入。
- スイス半額カード
- ●イタリア発着
スイス半額カードだけでは乗車できません。
スイス半額カード所有者は、指定券を購入するのではなく特別専用チケットをスイス半額カード割引料金で購入。
- ●イタリア発着以外
スイス領内のみ スイス半額カード + 半額乗車券 で乗車可能です。
国境を越える場合はドイツ・オーストリアの乗車券が必要。
満席でも立って乗車可能です。
必ず座りたい方のみ指定券を追加購入。