ポルトガルの夜行列車リスト

概要

 ポルトガルの夜行列車は2本運行(ルシタニア号とシュドエクスプレス号)されております。ルシタニアはリスボンからマドリッドまでの国際夜行列車。シュドエクスプレスはリスボンとアンダイエ(フランス)までの国際夜行列車。

 シュドエクスプレスは1887年にリスボンとパリとを結ぶ夜行列車として運行開始された歴史ある夜行列車。開業当時はワゴンリー社の客車や豪食堂車が連結されビジネスマンなど社会的身分が高い方々利用しておりました。現在はアンダイエ(フランス国境)からパリまでの運行が廃止されリスボンからアンダイエまでの運行だけになっており使用している客車も現代的な客車に変わっております。

 ひと昔前まではシャワー・トイレ付寝台車両の乗客は食堂車でのディナーと朝食がチケット代に含まれていましたが、今はチケット代に食事料金が含まれておりません。ただ、食堂車は連結されておりますので食堂車で食事を購入することはできます。

 ユーレイルパス所有者のルールも変わりました。ユーレイルスペインパスが割引対象の鉄道パスから除外され、割引対象の鉄道パスはユーレイルグローバルパスのみになりました。尚、2等のユーレイルグローバルパス所有者はシャワー・トイレ付寝台車両の切符を割引で購入できるルールは今でも変わらず有効です。

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