ロシアの夜行列車リスト

概要

 国土が大きいロシアはほとんどの列車が夜行列車。ヨーロッパ諸国では1泊2日の夜行列車ですが、ロシア発着は2泊~6泊する夜行列車も存在します。一番長いのはシベリア鉄道のロシア号(モスクワ~ウラジオストック)で6泊7日(走行距離9301km)。

 モスクワを中心に多くの夜行列車が運行されており、高速列車(サプサン)が運行しているモスクワからサンクトペテルブルクまでの区間でさえも1日に4本以上の夜行列車が運行されております。

 基本、朝食がチケット代に含まれている列車とチケット代に含まれていない列車が混在しており統一されておりません。また、ロシア号など複数泊する夜行列車においては最初の1泊目だけ朝食がチケット代に含まれており、2泊目以降は朝食がチケット代に含まれておりません。

 相部屋で寝台車両を利用する場合は、男女別の部屋と男女混合の部屋との2つの選択肢があります。また、2段ベッドの場合、上段よりも下段の方が料金が高く設定さえる傾向があります。人それぞれ好みにもよりますが相部屋のベッドにはカーテンがありませんので他人に寝顔を覗かれます。他人に寝顔を覗かれにくい上段を選択するか、梯子の昇り降りがない下段を選択するか、判断が必要です。足腰に自身があれば経済的でプライベートを優先した上段をお勧め。相部屋に抵抗がある方は個室寝台車両という選択肢があります。ただ近年は輸送力のある四人部屋のみの2階建ての寝台車両の登場により個室寝台車両の活躍の場が少なくなってきました。同じ区間に複数の夜行列車が運行していることがあるので時間をずらして連結車両を確認して乗車する列車を選択することもできます。

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