
概要
- 路線図
- 運営会社
- RussianRailways社
- 営業運転開始
- 2009年
- 車両の種類
- EVS1型(Moskva – StPetersburg)(最高時速250km)
- EVS2型(Moskva – NizhnyNovogorod)(最高時速250km)
- 運行区間
- モスクワ – サンクトペテルブルク
- モスクワ – ニジニ・ノブゴロド
- 補足
- 夜行列車が主流だったモスクワからサンクトペテルブルクまでの列車はサプサンが登場で所要時間が4時間と一気に短縮されました。将来的には高速専用線路の建設で最高時速330kmまで引き上げられる予定なので更に時間短縮されます。
- サプサンは「はやぶさ」を意味しております。ベースがドイツのICE3に基づいた列車なので最高時速が330kmにも対応できる能力があります。開業当初は2クラス制(1等・2等)でしたが2013年にリニューアルしたサプサンが登場し3クラス制(特等・1等・2等)になりスピードだけでなく居住性にも力を入れ始めました。2021年現在は3クラス制は維持しつつも食堂車座席も2等座席として発売したり進行方向の有無で料金を細かく分けたりする体制をとるようになりました。更に、料金も定額制ではなく時期や時間帯によって異なる料金変動制になりました。料金変動制はそれほど珍しい制度ではありませんが、ロシアにおいてはその差額が激しい。2等座席が1万円くらいで乗車できる日もあればロシアのワールドカップサッカー期間中は5万円くらいまで高くなったりと変動が激しいかったという経験があります。
サービス
- 座席予約
- 全席指定列車ですので必ず座席予約が必要です。
- 車両内には 魅力的な座席 や 窓の位置が悪いなど残念な座席 もあります。
窓の位置や進行方向を確約できる会社で予約すること。
- 1等ファースト座席
- 通路挟んで1席+2席の座席配列の革張り座席
ふくらはぎの下までサポートするフットレスト付き
食事サービスあり(前菜・主菜・デザート)
アメニティサービス(枕・アイマスク・スリッパ)
新聞サービスあり
コンセントあり
Wifiサービス(無料)
モスクワとサンクトペテルブルクの駅にあるビジネスラウンジ利用可能
- 1等ビジネス座席
- 通路挟んで2席+2席の座席配列の革張り座席
食事サービスあり(前菜・主菜・デザート)
新聞サービスあり
コンセントあり
Wifiサービス(無料)
モスクワとサンクトペテルブルクの駅にあるビジネスラウンジ利用可能
- 2等ビストロ座席
- テーブル付四人掛け座席(食堂車の座席)
2000ルーブル分の食事まで無料
コンセントなし
Wifiサービスなし
- 2等エコノミー座席
- 通路挟んで2席+2席の座席配列で布張り座席
食事サービスなし
新聞サービスなし
コンセントなし
Wifiサービス(有料)
- 食堂車
- 食堂車はビストロ座席として発売されているので他の乗客は利用できません。ただ、売店があるので軽食などは購入できます。
切符
- 特別専用チケット
- 乗車券ではなく特別専用チケット(乗車券と指定券とが包括されたチケット)が必要。
- ●ファーストチケット
「前向き座席」と「後ろ向き座席」と「一人掛け座席」とで料金が異なります。
●ビジネスチケット
「前向き座席」と「後ろ向き座席」と「一人掛け座席」とで料金が異なります。
●ビストロチケット
「テーブル付前向き座席」と「テーブル付後ろ向き座席」とで料金が異なります。
●エコノミーチケット
「前向き座席」と「後ろ向き座席」とで料金が異なります。